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血液を体外へ出し、人工腎臓を用いて、血液中の老廃物や余分な水分を取り除き、浄化されたきれいな血液を体内へ戻すことを指します。
動脈の一部と静脈の一部をつなぐことで、動脈の血液一部が直接静脈に流れ込むようにしたものを「シャント」とよび、ここに2本の針を刺して血液の取り出し口と戻り口とします。
ほどんどの方は血液透析を受けることができますが、血管が細く、シャント作成が困難な場合や心臓の働きが極度に悪い場合や、心臓のはたらきが悪い場合には腹膜透析を勧められることがあります。
腎臓の働き
腎臓はへその高さで背中に左右にひとつずつある空豆の形をした臓器で、それぞれ腎臓には糸球体という、ろ過装置が100万個あり、血液をきれいにする働きをしています。
主な働き
1. 体内に溜まった老廃物を捨てて血液をきれいにする。
2. 過剰な水分や電解質(ナトリウムやカリウムなど)を捨てて、体内の環境を整える。
3. 造血ホルモン(エリスロポエチン)や活性型のビタミンDをつくる。
患者に2本のカニューレを挿入し、血液を体外へ導出して限外濾過と溶質除去を行う。残腎機能によるが、基本的に週に3回(月水金または火木土)の通院が必要。毎分100~250mlという大きな血流量を得るため、維持透析患者では動脈と静脈を体表近くで交通させた内シャントを作成し、ここにカニューレを穿刺する。シャントのない患者や緊急時には透析専用のアクセスカテーテルを右内頸静脈または鼡径静脈に挿入して血液透析を行う。
人工透析室
ベッドが放射状に配置されており、周りを気にせずに落ち着いた雰囲気で快適に透析を受けることができるように心がけております。また、全自動の患者監視装置を導入しておりますので、安心・安全な治療を提供することができます。
透析室食堂
当院の管理栄養士によりバランスを考えた献立、吟味した材料の食事を提供しています。おいしい食事と楽しいコミュニケーションの場としてご利用ください。
待合ラウンジ
透析専用のラウンジで、透析のあとにゆっくり身体を休めながら、くつろいで頂けるスペースも設けております。ご家族の方も是非ご利用ください。